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サンゴの石垣


他の島々と同様に、奄美大島の海風が直接吹き付ける集落では、暴風を兼ねたアダンやガジュマルが植えられていたり、サンゴを積み重ねた塀が現在でも残されていますが、当然ながら法的にも物理的にも新しくサンゴの塀を築くことは不可能で、現在私たちが目にするサンゴ塀のほとんどは、その地にあるものが生活用具に使われることが当たり前だった時代に築かれていたものです。山里なら石や土が使われたはずでしょうが、琉球諸島の海沿いで暮らした太古の人々にとって、切り出しやすく豊富に手に入った建築資材がサンゴだったのでしょう。一見すると、よくこんな積み方で強風から護られていたなと思うような雑さを感じますが、そこは古代人の知恵なのか、涼のための風通しは犠牲になっていないのです。



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